身近に潜む「職場モラハラ」の特徴
モラハラ職場の特徴
モラハラはターゲットになりやすい人の性質上、家庭で起こることが多いですが職場で起こることもあります。職場ではセクハラやパワハラといった問題は起こりがちでよく聞きますが、モラハラは同僚や部下からも攻撃を受ける点で違いがあります。自分の立場などを使わなくても、自分の方が相手よりも上だと感じれば相手を責めることがモラハラです。
そんな職場で起こるモラハラにはいくつかの特徴がありますので紹介していきます。自分は職場でモラハラを受けているのではないかと思ったらチェックしてみてください。
見下した態度
自分よりも下だと感じた相手には見下したような態度をとることが多いです。挨拶をしても無視されたり、何か発言をしようとすると喋らなくて良いといった空気を出されたり、意見を全く聞いてくれないなどの例があります。また、自分の容姿や出身地といったパーソナルな部分を否定的にバカにしてくるといった場合も多くあります。
利用される
自分の利益のために他人を利用して、面倒な仕事や誰もやりたくないような雑務を押し付けてくるようなことがあります。その際に結局は自分がやったように仕立て上げて、自分は雑務をやりながらも仕事を多くこなせるような見せ方を、人を利用して作り上げるといったものです。そしてモラハラ加害者の特徴として挙げられる、自分のことを特別な存在と信じているところから自分のために誰かが何かをしてくれることに何も感じません。そのため、特に感謝をされることもありませんし、自分のミスは誰かのせいだと押しつけられることもあります。
このように自分の評価を上げたいなどのために誰かを利用してくるモラハラは少なくありません。職場ではこのような存在を許しているのか、またしっかりとそういった存在を注意できているのか、判断しましょう。モラハラの横行している職場では利用されることが日常的に行われているといった特徴があります。
人の邪魔をする
職場のモラハラには、自分よりも良いポジションについている人や自分よりも評価を受けている人に対して強い嫉妬を抱く傾向から、嫉妬を抱いた相手の邪魔をするような場合があります。これにはモラハラ加害者が自分を高めて評価を上げようというより、周りの評価が間違えていると周囲のせいにする考えがあるからです。良くない噂を触れ回ったりなど、周囲からの評価を下げようとします。
よって、「あいつが仕事でこんなミスをした」「こんなことを言っていた」など仕事の邪魔になったり、マイナスになるようなことしか言わないといったことが挙げられます。このような特徴に当てはまる場合にはモラハラを疑いましょう。