サイト設立にあたって
私の経験した現場
サイト管理人の私が経験したモラハラの現場についてまずはお話をさせていただきます。私は介護士として働いていますが、私の介護の現場でモラハラがありました。新人の方が職員からパワハラを受けているといった相談メールが来たことによって、私は私が働いている現場でモラハラの事実があることを知りました。
新人の方は感じもよく、何事にも一生懸命取り組んでいる姿勢から利用者さんにも好かれていました。そのような方だったのであまりモラハラを受けていると相談されてもピンと来ませんでしたが、シフトであまり被ることがなかったこともあって気づきづらい状況ではあったなと反省しているところもあります。その新人の方が経験していたモラハラを紹介します。
きつい言い方をする先輩
相談をしてくれた新人の方には一緒になって働いている先輩介護士の方がいます。その方は独身ですが、新人の方は既婚者という立場もあって今考えるとそういった嫉妬のような感情もあったのかもしれません。と言うのも「それでよく主婦をやってられるね」などといった仕事と関係のない嫌味を言っていることがあったそうなので。
きつい言い方をする先輩は確かにいますし、そういったきつい言い方をする人に対してモラハラと感じない人もいます。何が違うのかと言えば、決定的に違う点はその人がこれからの仕事に対してプラスに働きかけるものなのか否かという点です。
きつい言い方をしたとしても、今後の仕事に活きてくるような言い方もあります。しかし、全く仕事に関係のない主婦という立場を引き出して叱るというのはただただ嫌悪感しかありません。実際に新人の方に強く当たっていた方は私にも割ときつめに当たってくることもありますが、やはりどこか関係のない嫌味や悪口が入っているなと思うことは多々あります。
モラハラで悩む人へ
今回の例で挙げさせてもらった新人の方のように、モラハラで悩んでいる方は働いている方の中にもいるかもしれません。そういった際に大切なことは自分が悪いと思わないことです。
新人の方も言っていましたし、実際に私も嫌味や悪口によって「自分はダメなんだ」と考えてしまうことがありますが、それは全くの誤解です。自分が悪いわけではなく、相手のことを考えて言葉を選べずに傷つけてしまう人が悪いに決まっています。自分が傷ついて悩んでしまう時は少し顔を上げて周りを見てください。助けてくれる人の顔が必ずあります。
このサイトを立ち上げたのはモラハラで悩む人たちの助けになるようにという思いがあったからです。
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